【東京の任意売却】住宅ローンが払えない時の売却方法を解説

・一般売却

・任意売却

・リースバック

それぞれについて解説します。

一般売却とは、住み替えや転勤、相続などの理由による売却と同じように、所有者の意思で不動産を売却することです。ローンを滞納する前であれば、債権者の許可を取らずに自由に売却可能です。売却時期や売却額などは不動産会社と相談しながら決められます。

最も高く売却できる可能性が高いため、住宅ローンを払えなくなったらまず検討すべき手段です。

注意点としては、住宅ローンが残った状態で家を売却する際は、「売却代金でローンを完済すること」が条件となることです。もし売却価格が残債を下回ってしまうと残りは自己資金で補填しなければなりません。

また、一般売却は時間がかかり、最短でも4～5か月を見込む必要があります。売却代金が手に入るまでに時間が空いてしまうため、ローンの返済が難しくなったらすぐに動き出すことがポイントです。

任意売却とは、金融機関などの債権者の承諾を得たうえで不動産を売却することです。競売にかけずに売却する債権者のための方法です。

任意売却のメリットは、市場価格に近い値段で売れる可能性があることです。競売よりも高い値段で売却できる可能性が高いため、残債を賄うことができます。また、売却方法は一般売却と大きく変わらないため、競売のようにプライバシーが守られない心配もありません。

注意点としては、任意売却するには金融機関の許可が必要なことです。仲介する不動産会社の査定額によっては金融機関の合意が得られないこともあります。

リースバックとは、不動産の売却と同時に売却した不動産を賃借することによって家賃を払いながら住み続ける方法のことです。

家賃の支払いが必要なものの、生活スタイルを大きく変える必要がないため、安心して生活を維持することができます。ただし、売却後にローンが残っている場合は家賃の支払いと返済を同時進行で行わなければなりません。そのため、リースバックよりも家賃が安い他の物件へ移る方が経済的な負担は軽くなるケースも多くあります。

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